2017年9月5日火曜日

DxoOneレビュー(起動編)



PENTAXのK-1を買って以来、旅行や散歩に行くときに持ち出してきた。
高感度特性もボケも大変良く、撮れる絵に関しては何の不満もない。

のだが、やはり只々重い。
本体925gにレンズもつければ1.5kg超えもしばしば。
ちょっとした時にも常に持ち運ぶには億劫。
なので、カバンに忍ばせておける画質のそこそこ良いカメラを探していた。


つまりサブカメラ探し。
サブカメラ、これまでも実は色々使ってきた。
NEXシリーズやCanon G5X、DP2s、オリンパスPEN等々。

それを踏まえて、あえて今回はそういう”いかにもカメラ”を外した選択にした。

(”いかにもカメラ”を買うと結局その1台ばかり使いそうだから。)


その結果行き着いたのは明確に、明確にヘンテコなモノ。



それが、これ。Dxo One。



メーカはフランスのDxo社。
RAW現像ソフトなんかを手がけるフランスの会社。
特記すべきは、iPhoneとの接続を前提に作られている点。

かさばるディスプレイやら諸々は取っ払い、驚異的なコンパクトさを実現している。
このサイズで1インチセンサーのカメラはこれしかない。
(プロユースだとSONYのRX0が近々でるが。)

日本で未発売なこともあり、情報が少ないので、今回はサイズ感とか操作感を徒然と。



開封しても付属品は多くない。

本体と袋と充電用USBケーブル、あと薄いクイックスタートガイドぐらい。



クイックスタートガイドも文字はなく、操作法が絵で書いてあるのみ。

レゴやIKEAの説明書を彷彿とする。



iPhoneにDxo Oneアプリを入れて繋げれば設定がスタートする。

最初に基本的な操作のチュートリアルが流れる。
このあたりは日本のカメラより親切。



撮影設定はiPhone側からおこなう。

日本での発売も視野に入れているのかアプリは日本語バッチリ対応。



最大ISO感度や露光時間も設定できる。

操作画面はiPhoneなのでヌルヌル動く。



K-1と大きさ比較、するまでもなく小さい。

重さも100gちょいだし、サブカメラとして持ち運び性は満点か。


上から見ても小さい。
iPhoneとの接続はLightning端子のみ。
落としたら、とか少し怖い。


ディスプレイはiPhoneを利用するので綺麗。


ちなみに単体では撮影できないか、というとそうではない。
モノクロ画面に申し訳程度のライブビューが出て撮影できる。
構図決めだけならこれでもなかなか使えそう。



撮って出しJPEGはこんな感じ。
わりと素直な色で出してくる。




まだ本格的に使い始めてはいないが、今のところガジェット好きとしては満点。


カメラとしては電池持ちとか高感度特性が気になるので、週末使い込んでみようと思う。
(特にマルチショットノイズリダクションをRAWで記録する独自のsuperRAWの実力とか試したい)



ところで、
物欲発散は気持ちいい!



追記:撮影使用感レビューはこっち

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