2012年8月13日月曜日

【番外編】放置模型を成仏させろ。MS-06E ザク強行偵察型(1/144)

少年って呼ばれる時代、プラモデルに凝っていた。
それも、ガンダムのヤツ。
始めたばかりの小学生高学年の頃は、買ったプラモを作っては、パーツを付け替えて遊んでいた。
それが、だんだん中学生になるに連れて“劇中の設定に登場するモノを作ろう”に変わっていく。

今では正確に覚えていないが、中学2年生の3学期ごろ、ついにニコイチに手を出す。
ニコイチという単語、聞きなれないかもしれない。
大雑把に言えば”複数のモノから一つのモノを創りだす”という意味だ。

俺のやったニコイチは、恐らくガンプラを作ってる人間は一度は経験する挑戦
旧キットと新キットをニコイチして、カッコいいマイナー機体を作る、というモノだった。

ここで、一旦説明すれば、旧キットというのはガンダムが初めて流行った頃、1980年台に販売されたプラモデルの事を指す。
この頃は空前のプラモブームで、作れば売れる状態だったため、バンダイはアニメに登場してないバリエーションをバンバン出した。
いわゆる、設定のみの機体たちだ。
これは、MSVと呼ばれるシリーズで展開され、その中で一粒も二粒もクセのある奴が作られた。
当時の自分が目をつけたヤツも面白い機体である。


MS-06E ザク強行偵察型。

あのガンダムに並んで有名なザクのバリエーション、偵察専用機というモノだ。
全身にセンサーとカメラとバーニアを付け、高速で戦場を駆け巡り、情報収集するという設定。
その性質上、武装は一切詰んでない、そんな割り切った機体だ。

さて、この旧キット、発売されたのが1983年なもんだから今のプラモから見ると存分見劣りする。


どうだろう。
上の設定画に比べて、遥かにでっぷりとした図体。
これじゃ、スタイリッシュなロボットデザインに慣れた中学生の自分じゃ作る気力も起きない。

と、言うわけで、新キットとのニコイチである。
じゃあ、新キットって何かといえば、近年、それこそ2000年代になってから発売されたプラモデルである。
デザインも可動範囲も、加工技術の進歩のお陰で劇的にパワーアップした模型たち。
この新しいキットを素体に、旧キットの要所をくっつけて、新しい”ザク強行偵察型”を作る。
それが目的であった。




素体としたのはこのキット、HGUC シャア専用ザク、だ。(自前の画像がないのでアマゾンリンクで失礼)
発売は2003年、上のキットから20年経っている。
さらに10年近く経過した今から見れば、見劣りする部分はあるが、当時バリバリの最先端プラモだ。
(これ以外にHG MS-06J ザクJ型も使ったみたい)

さて、中学生時分の俺は、これらを組み合わせて、接着剤もパテもバリバリ使い
ずいずいと形を完成させた。
そして、あとは塗装で完成、という所で、”高校受験”シーズン到来。
さてさて、それが近づくに連れ、どんどんとプラモから疎遠になり、
ついにはこのニコイチ計画はお蔵入りしたのだった。



さて、時は流れて、今年本日、研究都市で理系大学院生となった俺は、お盆休みで実家に帰郷。
そこで、久方ぶりに発見した。


(後は塗装のみ、で放置されていた)


何年もずっと放置していたプラモ、そろそろ成仏させてやるかな、と。
忙しい生活の息抜きと思い、最後の仕上げ、塗装をDOしたのだった。





完成品が、こちら。
どうでしょう、上の画像の旧キットに比べれば、随分スタイリッシュになったでしょう。
少々造形に粗が見られるのは、中学生の趣味作品と見逃してもらえれば、なかなか。
いやいや、これできっと放置模型だったこいつも成仏してくれるでしょ。


 いわゆる、モノアイフル可動ですよ。




いやー、たまに作るとプラモデルもいいもんですね。

と、言うわけで、なんか達成感があったので、今回は番外編で長々とお送りしました。
今後はいつも通り、写真と音楽と散文中心に徒然と書きますので、ご贔屓に。

それでは。

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